
上.生産者とお話できるのもセミナーの良さ。料理と同じくらいワインにも熱心なわが山岡シェフ(←どの試飲会もかかさず参加しています!)この日も直接いろんな疑問をなげかけておりました。

下.実に清潔感が溢れ穏やかな佇まいのフランクコーネリッセン氏。と、疑問が解決できてスッキリした顔の、わが山岡シェフ。
こんにちわ。池ノ上のthe apartmentです。
二月に入って…立春とは名ばかりになにやら名残冬将軍が大暴れしておりますね。いやーさむいさむい。さてさて、そんな寒さの中…またまた最近は試飲会ラッシュで、日々奔走しておりますー。
こないだの火曜日はシチリアエトナのフランク・コーネリッセンさんが来日しセミナーをするというので、お休みですがスタッフ全員で出かけて参りました。
フランクコーネリッセンさんのワインは、はるか昔…まだ店が始まって間もない頃につかったことがありました(2004年くらいだったかな?)
…よくも悪くも、印象に残りまくったワインでした。当時のハラは頭の上に「???」マークが飛びまくったといいますか…。
今回セミナーで知ったのですが、フランクがエトナに移住しワイン造りを始めたのは2001年(今10年目を迎えたそうです)。私が呑んだのは、試行錯誤しつつワイン造りに携わり始めたころのものだったよう。
あらためて今回最近のヴィンテージのワインを呑んでみて、10年かけて、自然やブドウに真摯に向き合いながら、年々改良を重ねた、フランクの足取りがはっきり分かるワインに変わっていました。
フランクのブドウの栽培やワイン造りの手法は、いわゆる『自然派』とか『ビオワイン』とかにカテゴライズされそうなわけですが、彼が目指す理想のワインを造るために、より良いと思われる術を選んできたら、たまたまそうだった、といった感じ。
「ブドウの味、というよりも"エトナの土地の味"が感じられるワインを造りたい」
そうか。確かに彼のワインは、一般的に「呑みやすく、分かりやすい美味しさ」の類のワインでは、決してありませんが、実に彼の信念が現れている飲み物です。
(フラッグシップワインの「マグマ」は、特に、本当ーにすごかった!なかなか仕入れられませんが…(泣))
「ぼくはいわゆるワインの歴史や文化がある場所の生まれではないけれど、逆にそれは、先入観にとらわれずワイン造りを出来る、という意味で、かえって良かったと思っている」
という言葉が印象的でした。
わたしたちも、異国の飲み物を扱う立場として、やはりネガティブな意味でそう思ってしまうことが多いのですが。彼の言葉は実に励みになるものでした。
オールスタンディング、二時間のセミナー(しかも完徹のアパスタッフ。もうふらふら)でしたが、大変実のある時間でした。彼の造る5年後、10年後のワインがたいそう楽しみです。
近々また、久しぶりに仕入れてみようと思っていますー
そのときは是非ともおためし下さい!
ハラ